久しぶりの再会




 
うららかに春めく土曜日。
 
久しぶりにご近所のお宅にお伺いしました。
 
集合住宅のモデルハウスやインテリアを
手掛けている彼女の家は、いつでも
ため息が出るほど美しく整頓されています。

 
円卓のテーブルには白の大輪の百合が生けられ、
リビングから眺められるお庭には
早くも新緑の季節を漂わせるプランターの数々。

 
そこに交じって春の陽ざしに透けるローズピンクの
シクラメンが眩しい。

 
部屋の壁には、湿度をうまい具合に調整する
材質が使われているせいか、どこか森林を思わせる
清浄な空気が流れています。

 
「最近ね、鉄瓶を買ったのよ。これで淹れた
 お茶はまろやかで美味しいから飲んでいって。」

 
といって、出して下さる。
 
「あなたのところのこのお茶碗がこのお茶に
 ぴったりなのよ。」

 
そう、この汲み出しは、戸田文浩さんの個展で
気に入って注文して下さったものでした。

 
あれから、もう何年?
 
こなれた粉引の肌合いが、
ふくよかな年月を物語っていて
私はとても嬉しくなりました。

 
こんな瞬間は、器屋冥利に尽きる時。
 
香ばしいほうじ茶が美味しくて
たくさん戴いたうえに、関西風
おうどんまでご馳走になり
とても幸せな週末の始まりでした。

 
皆さんも佳きお休みを。
| gallerykai | 戸田文浩さん | 09:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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