お花火弁当




 
昨日はいたばしの花火大会。
 
一年に一度は花火を観たいということで
急遽出かけてまいりました。

 
花火を観たいのか
夜風に吹かれながらビールを呑みたいのか

 
どちらが先かはさておいて。
 
ならば、お弁当を持っていこうということで
ウキウキ、ワクワクあり合わせのものを詰めました。

 
奈良の農家さんから届いたばかりの
枝豆と、プチトマト。

 
山形の友人が大量に送ってくれた
ジャガイモは、ニンニクとオリーブオイルで
蒸し焼きに。

 
烏にほとんど食べられてしまったという貴重な
トウモロコシも忘れてはいけません。

 
あとはお酒と唐揚げでもスーパーで調達すれば
万全です。

 
急ごしらえのお弁当ではありますが、漆器に入れた
だけでどうして、こう気持ちが上がるのでしょうね。

 
ここのところ東京は、湿度が最高潮、もう不快指数
針振りきれ状態で、お弁当作りも心配な時期では
ありますが、漆器は抗菌作用がありますから
なんとなく気持ちが楽。

 
茹でたトウモロコシも時間が経つと粒粒に皺が
寄ったりしますが、漆器のお弁当箱に入れておくと
乾燥することがないので、状態も変わらず美味しく
食べられました。

 
「お花見弁当」ならぬ「お花火弁当」。
 
これも花火見物の楽しみの一つになりそうです。









 
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「漆芸の見かた」出版されました




「漆芸の見かた」
─日本伝統の名品がひと目でわかる─

 
が出版されました。 →
 
編著:小林真理
発行:誠文堂新光社

 
この本は、10年という歳月を費やし、
北は青森・津軽から南は沖縄まで日本全国の
漆の産地を訪ね歩いてまとめた本です。

 
時には人間国宝の至宝を、時には黙々と
独自の技を受け継いできた職人
たちの至芸を取材し、ふんだんな作品の
写真とともに紹介しています。

 
漆の基礎知識や漆器の扱い方なども
イラストで分かりやすく解説。

 
漆器を使ったことが無いという方も
漆が大好きという方も
美術館で名品を観るのが楽しみという方も
ぜひお手に取って戴きたい本です。
 
編者の小林真理さんは、画家であり
2014年にはギャラリーで個展 「PLANTS」を
開催。   
 
 
同時に、アートディレクター、美術ジャーナリスト
として、これまでに美術や工芸にかかわる
数々の本をこの世に送り出してきました。

 
最新刊の「漆芸の見かた」は、
「使命感に後押しされて達成感のようなものがあった」
と言います。
 
「漆芸の見かた」では私も執筆者の一人として
参加しました。取材を重ねる度、同じ思いは
強くなっていきました。

 
日本人の生活様式が変化し、私たちの生活から
漆器は激減しています。

 
そんな今だからこそ、もう一度。
 
この素晴らしい文化が日本には生き続けていること。
逆風の中で、今もコツコツと作り続けている人たち
がいること。

 
そして、新しい形を探りながら、独自の道を切り拓いて
いる人たちがいることを知るきっかけになってもらえたらと
思います。

こちらでもご紹介しています。

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