ギリシャ神話と絵画のヒミツ

「キューピッド」と「天使」

私、今までこのお二方の違いが
いま一つはっきりしませんでした。

絵を観ることが好きです。
なんて言っている私でも

神話やキリスト教を題材にした絵の前に
立つと、たとえそれが世に名高い名画と
言われていようと

「私とは違う世界よね」

というフォルダーに入れて足早に
立ち去るというパターン。

どちらかといえば、ものごと、はっきり
していなと嫌なタチなので、いつかは
このややこしい異国の神様たちを攻略
したいと思いながら今に至っていると
う状況。

長年、そんなモヤモヤ感満載の私に
とって、嬉しい講座が始まったのです。

西洋美術史家・内田ユミさん主宰の

「西洋美術史パーフェクトプログラム」

その第一回

「ギリシア神話と絵画のヒミツ」

に参加してまいりました。

もうこのお題だけで、私にはツボです。

そして「キューピッド」と「天使」の
謎も解けましたよ。
めでたし、めでたし。

大体、こういった類の絵を分からなく
しているのは、ギリシャ神話とローマ
神話が入り乱れている点ですね。

ギリシャを支配したローマ人たちが、
自分たちの神さまたちと似てる!って
ことで同一視したり付け足したりした
ものだから、同じ神様でもギリシャ名、
ローマ名、そして英語名と3つあったり
する。

日本でも神仏混合は普通に行われて
きましたから、時代の流れにおいて
必然的ともいえましょうが、現代の
私たちから見るとどれもごっちゃに
見えてしまうのです。

ユミさんの講座ではまずそこをはっきり
意識させてくれますから混沌の中に光
が射してくる。

講座の途中で、あースッキリした!と
いう感じ(笑)

そして

西洋美術史を知るというと、「お勉強」
かと思ってしまいますが、何も画家
の名前や描かれた年代を覚えるなんて
ことじゃない。

絵画は、西洋の人たちがどんな風に
ものごとを捉え感じ、日々生活しているのか。

長い歴史の中で培われてきた私たち
日本人との精神構造の違いを知ること
でもあります。

例えば、「月桂樹」という言葉からは、
私たち日本人の料理好きな女性は
「ローリエ」→洋風煮込み料理、

男性ならば「月桂冠」!?→一献
という発想になる方も少なくないかも
しれません。

けれど、ヨーロッパの人たちは、
そこに「アポロンとダフネ」の物語
を重ねる。

追いつ追われつ、決して成就しない
恋の果てのやるせないストーリー。

シチューを煮込みながら、意識の
どこかに悲恋の影がちらついて
いるのかもしれません。

これはかなり楽しいです。
妄想、知的好奇心、全開です。
お料理の時間がワンダーランドに変身
します。

そんな絵画の世界への扉を開いて
くださったユミさんには心から感謝!

ちなみに、次回の講座は・・・

「キリスト教と絵画のヒミツ」ですよ!

これは行かなきゃです。 


ちなみに、キューピッドは、ギリシャ神話の、
天使はキリスト教の中の住人ですね(^.^)


| gallerykai | 美術 | 09:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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