早稲田みょうが

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先日より、こちらでもご紹介しているガラスのお香立て。


ついにデビューとなりました。

 

実は、このお香立て、とある野菜をモチーフにしているのです。

 

その野菜とは・・・

 

食卓では脇役ながら

 

その独特の香気は、私たち日本人の
食卓にしかと根ざし、いつもピりりと
その存在感を放っている食材。


 

そう、これは、

 

「みょうが」でした!

 

それもただの「みょうが」ではありません。

 

時代は、江戸までさかのぼり、
東京は早稲田の地でかつて盛んに
栽培されていた「早稲田みょうが」という
由緒正しき江戸野菜の一つなのです。


 

普通スーパーで売られている「みょうが」と
どこが違うかというとまずその形。


 

形がぷっくりと丸く
可愛いんです。


 

それだけで愛着が湧いてしまいます。

 

赤味も鮮やかでしょうか。

 

この特徴を生かしたグッズを作りたいという
ご依頼を受け、ガラス作家・羽鳥景子さんにお願いして
誕生したのが、このお香立てなのでした。


 

そのご依頼主は、この「早稲田みょうが」を
現代に復活させ、一人でも多くの方に知って
もらいたいという熱き思いを胸に日々活動されている
「早稲田みょうがプロジェクト」。

 

公式サイトはこちら  



「早稲田みょうが」のネットショップもオープンされました。

 


まだ産声を上げたばかりですが、これからの
展開が楽しみです。


 

この香炉、早くもお問い合わせを戴き
ありがとうございます。


 

現在のところは、ご寄附を戴いた方への記念品に
ということですが、また一般への販売等
始まりましたら、こちらでもご案内します。

| gallerykai | 羽鳥景子さん | 16:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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お香立て




先日ブログでもご紹介していましたガラスの香立て30個を
納品いたしました。


記念品用ということで、お箱にお入れしましたが、
今回は特別に桐箱を箱屋さんに別途発注。

通常の紙製より堅牢ですから、繊細なガラス作品でも
安心です。

それに・・・・

一つ一つ香立てを薄葉紙で包み、その上から和紙を巻いて
桐箱へ納めるという作業が、新鮮に感じられました。

和紙も知人から分けて戴いた因州和紙。

桐箱と白い和紙の組み合わせは
清々しく思わずため息が漏れます。

この包装文化は、日本独特で
海外に行くとよりそれを感じます。

そこに籠める日本人の魂のようなものを。

大切に
丁寧に

ちょっとした贈り物でも、
古来より、神様へ献上するお品物という
精神がどこかしら、私たちの中に流れているのかも
しれません。

そんなことを思いながら、あっという間に30個の
包装が終了しました。

実は、この作業、いつもはもくもくと独りで行うのですが、
羽鳥さんが30個全て搬入して下さったので、
なし崩し的に!?二人でしこしこパッキング。

突発的家内制手工業チームが編成されたのでした。

こういう作業は、仲間とやると楽しいですね〜。

それに、羽鳥さんは、作品廻りのこと。。。つまり
ご自分のプロフィールのカードをはじめ、作品の
包み方、プレゼント包装、また作品を大量に送る時の
パッキング方法などなど、とてもセンスのある方で

去年個展をさせて戴いた時など、
大いに刺激を戴き勉強させてもらっていましたから

今回も初心に帰ったような気持ちにさせて
戴きました。


感謝を込めて。





 
| gallerykai | 羽鳥景子さん | 09:46 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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ガラスのお香立て




ガラス作家・羽鳥景子さんからお香立てが
出来上がってまいりました。

総勢30個!

こうやって集合すると、無性にかわいく思うのは
私だけでしょうか。

形も微妙に異なり、一つ一つ、それぞれが
顔を持っています。

ふと、金子みすずさんの詩の一節

「みんなちがってみんないい」

が心をよぎります。

この軽快なリズムと、
羽鳥さんならではの
茶目っ気さに溢れたお香立て。

しまった!

自分用にもオーダーしておくのだった!

でも、このお香立て。
きっとデビューする日も近いので、
またせっせと羽鳥さんには作って戴く日が
来るような気もします。

というのも
こちらは、「とあるもの」をモチーフにした
ものなんです。

それは、一体何でしょう(笑)

ヒント:野菜。

こちらのエピソードはまた後日お知らせします!
| gallerykai | 羽鳥景子さん | 10:49 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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happy P 2号!
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またまた、我が家に連れて帰ってきてしまいました。

このコを見ると、どうしても素通り出来ない私。


だって、一匹一匹、体型はもちろんのこと、

ちょっとした顔の仕草や、表情や、しっぽまで

みんな、みんな 違うんですもの。


我が家に、着実に子孫を増やしていきそうな予感。


ガラス作家の羽鳥景子さん、今、銀座のギャラリーで

グループ展に出品されています。


昨日は打ち合わせを兼ねて、お邪魔してきましたが

涼感を呼ぶピアスや、リングなどにも惹かれました。


昨年末の個展に続いて、いつかガラスの器の

ご紹介をしていきたいと思っています。


7/28(火)-8/5(水)

アート&クラフト展

『だれかに彩られる夏に』


ギャラリー悠玄 


会期は本日までなので、お急ぎを!


他にアクセサリーや、絵画、器と

一度で沢山楽しめる展示会です。
| gallerykai | 羽鳥景子さん | 10:33 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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羽鳥景子・ガラス展 終了しました。

11月29日から始まった羽鳥景子さんのガラス展が本日終了しました。

雨の初日に始まり、本格的な冬の到来に寒い日も多々ありましたが 多くの方に足をお運び戴きとても良い時間を過ごすことができました。

ありがとうございました。

感謝を込めて・・・。



| gallerykai | 羽鳥景子さん | 22:45 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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日没後の密かな楽しみ

羽鳥景子・ガラス展 vol.13





羽鳥さんも私も、個展がスタートしてから
ことあるごとに作品の写真を撮っています。

先日もブログで書きましたように
ガラスはディスプレイもむずかしければ
写真撮影もままならず。

試行錯誤する中で、羽鳥さんと至った結論としては

午後1時半だね。

自然光がちょうど良い具合に入り、
寄っても引いてもなかなか良い感じに撮れることが
分かりました。

そして、もう一つ。

日没後。

午後6時過ぎにギャラリーを閉めてからの
ちょっとしたお楽しみ。

まあ、これはほとんど私の趣味の世界。
写真のクオリティはどこへやら。
遊んでいるだけといえばそうなんですが。

そう、影が面白くて。

白い壁に映る影を見ていると
それまで見えてなかったものが
見えてくることがある。

例えば、この水差しの蓋のカタチ。
実は、こんなリズムを持っていたのだ とか。




そのものが持っている茶目っ気だとかユーモアだとかがググンと出てきます。


これは、かなり楽しいです。

空間の陰影はそこ、ここに奥行を与え
何やら部屋が異次元へと進化します。

日が早く暮れる冬はこんなお遊びに最適な季節。

白い壁に影を映してぜひ楽しんでみてくださいね。



 

| gallerykai | 羽鳥景子さん | 08:55 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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あかり灯して

羽鳥景子 ガラス展 vol.12 





今の季節は夕闇が迫るのが早いけれど、それが嬉しい日もある。
部屋にたくさんたくさん明かりを灯せば気分は屋台パーティ!

羽鳥景子作・アートボウル      
      あかり
 
| gallerykai | 羽鳥景子さん | 23:45 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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アロマ・ワークショップ開催しました。

羽鳥景子 ガラス展 vol.11


昨日、第一回目のワークショップを開催しました。

名づけて「クリスマス、聖書にまつわる香りでスプレー作り」

アロマテラピーインストラクターの小林彩子さんをお迎えし、アロマテラピーとは何ぞやという基本のキから始まって キリスト生誕の時代・・・いえいえ、もっとさかのぼって 紀元前2000年頃からエジプトで使われていたという精油 の数々を参加者の皆さんに嗅いでもらいながら、 色々なお話をして戴きました。




そしてその中からそれぞれ気に入った精油をブレンドして オリジナルのスプレーが完成。

レシピは簡単ですから、参加してくださったみなさんは これからもお好きな香りでスプレー作りにいそしまれるのでは ないでしょうか。




羽鳥さん特製のビーカーとマドラーも大好評。 ちゃ〜んと5mlのところにポッチが付けてあるのも かわいい。

一口に「アロマ」といっても切り口はいくらでもあり、 興味を持てば持つほど面白い世界ですが、だからこそ どこから入ったらよいのか分からないのも事実ですね〜。 今回は、壮大でエキゾチックな歴史の一端に触れ、 クリスマスという誰にでも親しみやすいテーマで アロマの魅力を堪能いたしました。 彩子さんのようなプロの導き手に道筋を つけてもらうというのは「アロマ」の扉を 開けるのにとても良いチャンスかと思います。

第二回目は、土曜日。

参加される方、どうぞ楽しみにいらしてくださいね!

| gallerykai | 羽鳥景子さん | 23:12 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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宙空に浮かべて

羽鳥景子 ガラス展 vol.10







羽鳥景子さんの個展もいよいよ折り返し地点に入りました。

羽鳥さんは、ほぼ毎日ギャラリーにいらっしゃいますが、いつも
大荷物。なぜって〜???

それは、新しい作品がその大荷物の中に入っているからなのです!

そう、毎日毎日、個展が始まってからも新しい作品を工房で
作り続け、出来立てのほやほやが、ギャラリーの棚に、毎日
並びます。

今日はそんな作品の中から、天井から吊るして楽しむ
アートボウルをご紹介します。






風船のような浮遊感と、薄いガラスの透明感。
パイレックスならではの、質感に羽鳥さんの遊び心が
詰まった私も大好きな作品たちです!








ぜひ、ギャラリーでそぉ〜っと近くに顔を寄せてまじまじと見てください。


ガラスの向こうから色々な世界がきっと見えてきます!


小さいサイズは、ガラスのツリーに。

今年のクリスマスの演出は、これでいきたいと思います!





| gallerykai | 羽鳥景子さん | 22:52 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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ガラスの魅力を最大限に!
羽鳥景子・ガラス展 VOL.9













いつもギャラリーで展示をする際に

心がけていることは、作品が最大限に引き立つことと

見る方が楽しめて、かつ、分かりやすいことです。



陶磁器主体だった目白台の店舗からこちら自宅ギャラリーに

移ってからは、作品の幅も広がってきましたので、

個展をする度に創意工夫が必要となってまいりました。



毎日、実地勉強ですね〜。



今回は、この家に移ってきてから

初めてのガラス展です。



そして、羽鳥さんの作品の中で、初日からずっと頭に

引っかかっていたのが、アートポット。



見る人の心をふんわりと包んで癒しの世界へと運んでくれる

夢のようなポット。











この繊細な世界が・・・ギャラリーの空間に沈んでしまうのです。

それが残念で残念でしょうがない。



夕日色の灯りに木の棚。

陶器の場合はかえって静謐な空気感が出て、引き立つのですが

こと、ガラスに関しては、暗すぎて

せっかくの細工が目に飛び込んでこない。



個展が始まってから、内心、腕組みする日々でしたが、

3日目に、羽鳥さんが、こうするときれいに見えるかもしれませんと、鏡の板を

持ってきてくれました。



早速その上にポットを置いてみると・・・もう180度世界が変わりましたよ!

明るさと透明度が格段に上昇。

毎日見ていた作品が同じものとは思えない・・・ほどの

変化です。



そうか〜。



ガラスには鏡だったのです!



こんなことが分からなかったなんて・・・。

今更かもしれませんが、これは新鮮な驚きでした。



そうと決まれば、わが家でずっと仕舞い込まれていたガラス板が

あったはずと、ごそごそと発掘していまいりました。



買い置きしてあった「IKEA」のガラス板3枚。

いざ、アートポットの下に敷いてみると・・・

素晴らしい!!



ポットに命が吹きこまれました。(写真ではあまり分からないかもしれませんが)



















そこにある「物語」に自分がぐっと

惹きこまれるのを感じます。



















そういえば、子供の頃、大事に大事に

絵本の1ページをめくっていた感覚が

蘇ってきたような気がして心がきゅんとなりました。



作品が、見る人にどんな感情や思い、記憶を

呼び覚ますのか、その万に一つの可能性をも

引き出すのがギャラリーの使命と・・・・

改めて思った次第です。



私はまだまだ発展途上ですが、これからも

色々な可能性を見つけていこうと思います。



そういうわけで、皆さんもぜひ、ガラスのコップでも茶器でも

お手持ちのものの下に鏡の板を敷いてみてください。



きっとそれまでとは別の顔をガラスたちは私たちに見せてくれるはずですから!
| gallerykai | 羽鳥景子さん | 16:59 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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