ギャラリ−KAI
こんにちは!ギャラリーKAIです。
陶器、磁器、ガラスのうつわなどを扱っています。
2008年末まで東京は文京区目白台で営業しておりました。
この度、豊島区の自宅でギャラリーを再開しました。
どうぞよろしく!
陶器、磁器、ガラスのうつわなどを扱っています。
2008年末まで東京は文京区目白台で営業しておりました。
この度、豊島区の自宅でギャラリーを再開しました。
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2009.09.20 Sunday
丹波篠山にて
昨日からシルバーウィークが始まりましたね。
皆さんは、いかがお過ごしでしょうか。
さて、私は丹波篠山で始まった「まちなみアートフェスティバル」(9/19〜9/27)に行ってきました。
丹波篠山といえば・・・「六古窯」の一つ、丹波焼きで有名です。
私も以前訪れて以来約10年ぶり。
奈良から電車、バスを乗り継ぐこと、2時間半。
国の重要伝統的建造物保存地区に指定されている「河原町妻入商家群」。
その25軒以上の町屋に36人のアーチストがそれぞれの作品を発表しています。
土地柄、陶芸家は勿論のこと、鉄、ガラス、墨、和紙など
様々な素材により平面、立体を通して、各アーチストが私たちに熱いメッセージを発信していました。
「町屋が美術館にかわる」。
驚くほどに現代アートと町屋が融合するのですね〜。
とある陶芸家の方が「このフェスティバルの主役は、建物なんです。」
とおっしゃっていました。
河原町の商家は「妻入」と呼ばれています。
簡単に言うと、山形の屋根を基準にすると辺の短い側に家の正面入り口がある造りの家だそうです。
これに対し、「切妻造」とは、辺の長い側に入り口がある。
で、この「妻入」の正面入り口は家の街道に面した側にあるわけですが
大体端の方に寄っています。そして入り口は小さい。
一度中に入るとですね〜土間や部屋が、途中坪庭などを挟みながら奥へ奥へと続いていくのです。
現代人の私から見ればさながらワンダーランドの世界!
この空間を目の前にしたアーチストたちはどんなにかワクワクしたことだろうなあ。
そのワクワク、ドキドキ感が私にも伝染したみたい。
古いものと芸術の出会いは、まさに「いま」と「これから」を模索する私たちにとって
一つの道筋になるかもしれません。
本日のランチは、「天然酵母パン白穀五粉」さんの2Fのカフェにて。
丹波篠山・まちなみアートフェスティバル