奈良へ
この週末は、奈良マラソン2016。
 
昨年に引き続き、相方が出場するというので
私も応援という名目?で久しぶりに奈良に行って
まいりました!

 
2年目ともなると、なまじ経験があるだけに
多少、プレッシャーもあったようですが、
無事に42.195キロ完走しました。

 
しかも、20分タイムを更新したという・・。
その体力恐るべし。
 
一体全体、どこからそんな力が湧いてくるのか
訳が分かりませんが、本人曰く

 
「いい加減が一番」
 
と申しております。
 
あまりタイムを気にしたり
細やかな調整などに気を配りすぎると
かえっていけないのかもしれませんね。

 
そこは、どこか肩の力が抜けていて
ゆるい奈良に合っているのかもしれません。

 
途中、チョコレートやバナナが振舞われるのは
普通ですが、三輪素麺も出ちゃうというのですから
すごい。




 
続々と走るランナーのその向こうでは
鹿たちも我関せずの風情で普通に遊んでおります。

 
登大路を若草山に向かって走り
東大寺から高畑方面へ走り抜けるなんて
感動的なコースですが、当のランナーたちの
目にはほとんど入っていないらしい。

 
大仏さんもどんな気持ちでご覧になっている
のでしょうねえ(笑)




 
さて、私はといえば、一応、入念な打ち合わせの上、
県庁前で一瞬、応援をした後は、フリータイム。

 
奈良に暮らしていた頃に馴染んでいた場所を
脚が棒になるくらい、歩きまわりました。

 
2か月前に骨折していたとは自分でも信じられないくらい。
 
懐かしい友人たちと嬉しい再会をして心ゆくまで
満喫しました。

 
奈良は世界的な観光地なのに
ちょっと裏に回ると、信じられないくらいに
静かです。

 
今回訪ねた高畑界隈も
いつ訪ねても人と会うことはほとんど
ありません。

 
改めて思ったこと。
 
奈良は奇跡のような土地。
 
そして、そんな奈良が大好きです。





































| gallerykai | | 15:20 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
galleryKAI.com
旅の後に
6月は、久しぶりに長い旅に出て
いました。

旅は、自分を思い出すことであり、
新しい自分を見つけることでもあり

旅をするといつもそうおもいます。

それは、
何も遠い場所へ行かなくとも
意識を巡らしてさえいれば、
日々の生活圏内でもできることでは
あるけれど

敢えて異空間に身を投げ出すことで
日常と非日常の境が曖昧になって
新しい時間が始まるような気が
しています。







2014年の前半が終わり、後半が
始まりました。
これからの半年という時間を大事に
紡いでいきたいと思います。

春の巌陶房展以来、主に今後の仕込みで過ぎた数ヶ月でしたが、
いよいよ、秋から冬のギャラリー企画に向けての活動開始です。

秋の展示会は、画家・小林真理さんのドローイング展です。

先日、第一回目の打ち合わせをした時に
テーマをどうしようかという話になりました。

これまで、「Flowers 」「Trees」と、
植物をテーマに作品を発表されてきた真理さんの
口から自然に出てきた言葉は、

「Plants」

一連のシリーズの最終章を飾るのに
あまりにふさわしい。。。
よって即決です。

これから、作品構成やDMなど少しずつ詰めていきます。




さて、東京には今、台風が接近中。
皆さん、どうぞお気をつけて!!

| gallerykai | | 15:46 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
galleryKAI.com
旅の思い出
東京は朝から良いお天気ですね。
気温も上昇中。

身体を動かしてもあまり汗が出ない私
でも先程行ってきたジムでは久しぶり
に良い汗をかきました。

昨日、南部鉄器の話をしたのですが
一緒に盛岡を旅した友人から
「もしかして。。」というメールが
来ました。
そうそう、そのもしかして!です。

彼女とは盛岡の他にも松本や京都など
に出掛けては喜びを分かち合ってきました。

それはそれは楽しくて!

今ではそれぞれ仕事もあるし家族も
いるので以前のように出掛けることは
なくなりましたが、不思議と残念とか
さみしいと思うことはありません。

いまだにその頃の思い出で心が満たされているから。

ぼんぼりが灯る町の路地や古い喫茶店
で時を刻んでいた柱時計の音。

旅の思い出を映した物を手にとると
あの頃の時間がたちのぼってくるから。



そうね〜。
互いに頭もいよいよ白くなってきた頃
またなんとなしに旅が始まるのではないかしら。

その時までお互い、元気でいようね。

さて、巌さんから残りの作品が明日届くと連絡がありました。
いよいよ揃います。

楽しみです!

| gallerykai | | 13:33 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
galleryKAI.com
広島へ
先週、祖父母と叔父の法事の為、広島へ行ってきました。
 父の広島弁を聞き慣れているはずなのにバスの中とか
道端で ○○りゃあ とか ○○じゃけえとか聴こえてくると、
思わず笑みがこぼれます。




最近はお好み焼きも小洒落てきて、スパークリングワインなんぞと合わせます。




こちらはひろしま美術館。
印象派やゴッホ、ミレーなど西洋近代絵画の名作に出会えます。





さてさて、

今回は観光というより懐かしい人に会いに行く旅でした。
 
83歳で老人ホームに入って久しい叔母は「もう毎日が勉強よ」
と痛い腰をかばいながら逞しく生きています。

90歳になる叔父は、相変わらず座持ち役健在。
食事の席でも仕切ること、仕切ること(笑)
小高い坂の上にあるお寺やお墓も確かな足取りで
ずんずん登っていきました。
 
身体は随分小さくなったけれど私にとってはいつまでも
大きなおばちゃんおじちゃんです。

今は私も大人になって自分が作ってきた環境や人間関係の中で
暮らしているけれど小さい頃、両親に連れられてよく訪ねていた広島で、
こうして親戚に会っているとあの頃の記憶が蘇る。
こういう人たちの繋がりの中から今の自分が生まれたことを
感慨深く思いました。

今回はちょっと足を延ばして安芸の小京都と呼ばれている竹原を訪ねました。




江戸時代、製塩や酒造業で栄え、今でも白い漆喰壁や格子のある由緒ある
家並みが保存されています。
そんな保存地区の一角にある古民家で知人が一年前にイタリアンのお店を
オープン。
美味しいワインと地元の野菜をたっぷり使った地味溢れるランチを戴いてきました。













竹原を散策される折りにはぜひ♪

笛吹亭イタリアン
il traghetto

竹原市本町3丁目3−14
tel 0846-24-6286
毎週金・土・日・祝祭日営業
| gallerykai | | 17:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
galleryKAI.com
山形で夏休み




残暑お見舞い申し上げます。

猛暑も8月後半戦に入りましたね。
皆様、お変わりないでしょうか。

我が家はお盆休み、蒸風呂のような東京を
抜け出して、山形県大江町に住む友人宅に行ってまいりました。

遥かには朝日連峰が連なり街中を最上川が
流れる自然豊かな美しい土地です。



左沢線の通称は「フルーツライン」。
駅の看板も。。。♪

日中は最高気温35度になりますが
なんといっても朝晩の涼しいことといったら!
朝が苦手な私も、快適なあまり目覚めが早い。
(東京では暑くて否応なく目が覚めるのに!)

朝5時起きして友人が丹精込めて作っている畑から野菜の収穫。
この日はジャガイモを一気に掘り出しました。
これで作ったポテトフライは最高に美味しい!



15日には毎年恒例の花火大会。
最上川上空に三か所から打ち上げられ、川面には灯ろうが漂います。
県内各地の花火大会が続々と取り止めになっていく中、ここ大江町は
頑張っています。エライっ!

都会の大混雑した花火大会に少々辟易している者としては
河原で夕涼みをしながら、のんびりお重の枝豆をつまみ、花火に歓声を上げる。
心の底から楽しめました。


また、山形といえば温泉。
毎日、朝な夕なに浸かりにいきます。

湯に入って頭がぼけぼけしていたせいか!?
なんと、最近お気に入りのアクセサリーを脱衣場に
忘れてきてしまいました。しかも気が付いたのが3日後。。。
ほとんど諦めていましたが、ダメもとで帰京する日に立ち寄ってみると
なんと!!届いていました。



陶芸家・高橋朋子さん作。

ああ、良かった。
誰かさんに持っていかれることなく無事に戻ってきた。
届けてくれてありがとう。

帰る日まで大江町の自然と人のぬくもりに触れることのできた
お盆休みでした〜。

さて、我が家の夏休みはこれで終わり。
これから秋以降のギャラリーの準備にかかります。

 

 

| gallerykai | | 09:33 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
galleryKAI.com
箱根にて

空を見上げると・・・


威風堂々、風にのって泳ぐ鯉のぼり。


その借景となっているのは・・・・



富士山です。
分かりにくいですが。

先週末、久しぶりに訪れた箱根にて。

富士山の絶景ポイントと呼ばれる場所が幾つかあるらしいのですが
宿の方が教えて下さったのが、箱根から御殿場に向かうバス路線の途中にある
乙女峠。

頂上には雲がかかっていましたが、少しだけ拝むことができました。

富士山の写真を部屋に飾っておくとお金が貯まるのだとか・・・。

それも嬉しい情報には違いないけれど

ウィンクしながら茶目っ気たっぷりに
教えてくれた宿のおじさまの笑顔が忘れられません。
よっぽどお金が貯まったのかなあ(笑)

また、会いに行こう♪と思わせてくれるような
温かい笑顔でした。



こちらはお宿の近くから。
早朝は雲もかかっていませんでした。
早起きは・・・三文の徳!



芦ノ湖湖畔にて

| gallerykai | | 17:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
galleryKAI.com
夏の思い出



もうすぐ9月というのに、奈良は連日猛暑続き。
いい加減に秋の気配が欲しいところですが、
ここで、夏のとある一日のフォト日記です。
















































| gallerykai | | 11:17 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
galleryKAI.com
夏の音
ここにきて猛暑が続いております。今日一日ギャラリーで一緒にお店番してくれたきんちゃんも、のびてます。





ああ、こんな時は冷たい飲み物や食べ物より、「音」が欲しい。

会津若松駅の改札の上から提がっていた風鈴は、幾つあったろう。
風に揺られてガラス同士が触れ合う無数の音がまだ耳にこだましています。
何回か乗ったローカル線には冷房が無く、窓全開。顔全体に風を受けながら
青々とした水田を眺めている私の耳に響いてくるのも風鈴の音。
各車両に2つ。
車掌さんたちが一つずつ天井から提げて廻ったのかなあ・・・なんて
想像しただけで微笑ましくなります。

喜多方の新宮熊野神社の長床で聴いた蝉の声も忘れられない。
吹き抜けの板敷きの間に太い柱が44本、5列に並ぶ。
周囲は森厳な木々に囲まれ、蝉や蜩の声が不思議な反響を呼んで
こんなにも清涼感溢れる音として聴いたのは初めてかもしれません。





つい最近まで日本人は、こんな音を当たり前のように毎夏聴いていたのかと思うとひたすら羨ましい。。

そんなことを暑さにかまけてぼんやり考えていたら今日、お友達から絵葉書が届きました。




フフフ。これも涼感たっぷりですねえ!?

再び、きんちゃんです。




こう暑いと水でも飲まにゃやってられないワン!

シュウ氏力作の白マット釉の中鉢は今やKAIご来店の
ワンちゃん専用でございます。
| gallerykai | | 23:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
galleryKAI.com
旅に夢中
今日からまた通常営業に戻りました。
春からこれまでバタバタしておりましたので、久しぶりに外に出てみると
心地よい刺激と休息と人との交わりがありました。
これは元気の源ですね。

たくさん写真を撮ろうと思っていたけれど、旅に夢中であまり撮りませんでした。まあ・・・それもいいか!



新宮熊野神社










塔のへつり






湯野上温泉駅






喜多方にて







| gallerykai | | 22:50 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
galleryKAI.com
小豆粥の会・東林院にて その2
今日は東林院のお正月の風景をご紹介します。












東林院は、千両が多いことでも知られています。
今の季節、「千両の庭」は、赤や黄色の実をつけた
千両で埋め尽くされています。







「小豆粥の会」に参加すると、お年玉として
この庭で採れた「東林院千両」の種が貰えます。





栞には、お経が書かれ、「散飯式」の時に参加者が
唱和します。





「沙羅双樹」の前に供えられた「さば」









この日溜りは・・・何物をにも代えがたい。
撮影の合間の食事時、縁側に出て、足をぶらぶらさせながら
ゆったりとした時間の流れに身を任せていたっけ・・・。
このたびもしばらく日向ぼっこさせてもらいました。

京都に行かれる方は、ぜひ、東林院で
禅寺のお正月を楽しまれてはいかがでしょう。

1月8日(月)〜1月31日(水)
午前11時〜午後3時
会費:¥3,700.- 梅湯茶礼、小豆粥と精進料理(税込み)

東林院 
〒616-8035 右京区花園妙心寺山内
電話:075-463-1334
| gallerykai | | 00:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
galleryKAI.com